月明かりの夜（隠れバージョン）

その日ね。違ったんだ。
光のつぶ。
光の粒子が流れるように。

降っていた。その昔、誰も知らない足音、ドスン。響いた大地に。
２年前の夏、コドモみたく、サルみたく。きゃっきゃ騒いだ、あの海に。


なに。ふらしてるの？

無言な。月。


ねえ。ねえ。


何度きいても。ひたすらに。さんさんと。
月のシャワーは海に溶ける。


服なんか脱ぎ捨てて。動物の視線、背中に感じながら。

ザブン。ザザザー…


真下で浴びた。光のつぶ。

さんさんと浴びたよ？君の降らすシャワー。
いのち。パワー。


わたしに染み入った。



生まれてきた、悦びを。

こんなにも、与えられる愛に。しあわせ。


生まれてしまって、すいません。

…じゃ、なくって。

ありがとう。ストレートな想い。


生まれたこと。
生まれてきたこと。ありがとう。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

メインは、アメーバブログにて詩や小説を書いています。
「月明かりの夜」REALバージョンもこちらの２月２２日記事にあります。
（with PHOTO.）

CLICKでリンクしています。
↓

[もうすぐって・・・いつ？IN アメーバブログ]